今回は2023年8月から本格的に始動したエンタメテック事業のB4ND(ビヨンド)とファンクラブサービスを代表して事業責任者のWさんに色々聞いてみました。
気になる今後の参画者や展開について追ってみたいと思います!
東京通信が目指す「推し活・ファンビジネス・クリエイターエコノミー領域」への挑戦とは?
──そもそも「B4ND」「ファンクラブ構築・支援」サービスとはどのようなものですか?
Wさん)B4NDはファンクラブビジネスの一環としてアーティストからファンへ、ファンからアーティストへファンレターを送ることができ、オープンなSNSではなく、1:1のクローズドな環境で個々のファンの存在を認知できるという新しいコミュニケーションサービスとなります。
ファンクラブ構築・支援サービスはファンクラブビジネスを軸としたサービスの「企画」「開発」「EC」「運用マーケティング」をトータルで推し活をコンサルティングするという取り組みになっています。
※「推し活」とはアイドルや俳優などの芸能人やアニメや漫画のキャラクターなどの中で、自分が特に好きな人物をグッズやイベント、ファンレター等で応援する活動のこと。
──PR等では『推し活・ファンビジネス・クリエイターエコノミー領域の当社経済圏の拡大に向け、当該市場を支援するワンストップサービスを提供する方針』と謳っていますが、東京通信がなぜエンタメテック事業を始めたのか教えてください。
Wさん)そもそもエンタメテック事業とは、「アイドル・タレント・アーティスト活動をワンストップで支援する包括的なビジネス」ですが、近年推し活市場が盛り上がってきている中、「東京通信グループとして何かできることはないか?」と模索していました。
そんな時に、繋がりのある芸能プロダクションと意見交換していく中で、ファンレターに関しての悩みがあるという話になりました。コロナ渦にファンレターをタレントに渡すことができなくなってしまったり、それを保管しておく場所の確保であったりに悩みを抱えていました。それであればその悩みを全て解決できるように、「デジタルでファンレターを送れるようにしましょう!」となり、B4NDの構想がスタートしたんです。芸能プロダクションの方にもどんな機能がほしいかヒアリングを重ね、2022年の2月にはβ版のリリースをすることができました。
B4NDをきっかけに芸能プロダクションへの提案をしていく中で、「こういう機能がほしい、もっとこうしたい」という要望を沢山いただき、それをすべて叶えるためにどうしたらいいかを考えた結果、「ファンクラブビジネスをワンストップで提供できるインフラ構築が必要だ」という結論に至り、エンタメテック事業の運営を開始しました。
エンタメテック事業は今後どこに向かっていくのか?
──8月には元乃木坂46の松村沙友理さんや元HKT48、IZ*ONE出身の矢吹奈子さんが参画され、本格的にエンタメテック事業が始動しました。みなさん気になっているところかと思いますが、今後どのような方が参画されますか?
Wさん)詳細はまだお伝えすることができないのですが、各芸能プロダクションとの対話や提案というのは継続的に続けております。
もちろん、今後も元AKB48や元乃木坂46などのアイドルグループ出身の方も参画される可能性はありますし、現役の女性アイドルグループだったり、Vtuberや地下アイドルや声優など多種多様なジャンルのアーティストがB4NDというプラットフォームに参画していただきたいなというところで芸能プロダクションへのニーズヒアリングとリレーション構築を行っております。
ファンクラブ関連では、9月以降も大物新規アーティストのファンクラブ構築も進めており、EC展開やチケッティングも含めて新しい展開を予定しています。今後の展開にぜひご期待ください!
──先日のPRでは、はじめて「IDOL3.0 PROJECT※1」への事業協力も示唆されていますが、どのような展開がありますか?
Wさん)ファンクラブサービスをはじめとして、EC展開やチケッティングなどのサービス提供もできたらいいなと思っております。現在はまだメンバーのオーディション中になりますので、デビュー後にどういった活動をするかなどはどうしても具体的にお伝えすることが出来ないのですが、色々な事を仕掛けていこうとは思っておりますので、こちらも乞うご期待!ということで楽しみに待っていていただければなと思います。
新たな試みとしては、オーバース社が「IDOL3.0PROJECT」用に「Nippon Idol Token(NIDT)※2」という仮想通貨の発行・販売を開始しました。Nippon Idol Tokenを通してアイドルの応援・支援ができたり、ライブやイベントなども自宅にいながらリアルタイムで楽しむことができたりするなど、今後予定されている様々な連動施策の準備を行っている最中となります。
※1「IDOL3.0 PROJECT」は、株式会社オーバースが運営し、48グループや坂道シリーズなど国民的アイドルグループを手がけてきた秋元康氏が総合プロデューサーを務める「従来のアイドル像にとらわれず、リアルとバーチャルを行き来するアイドル」プロジェクトです。
※2 NIDTはアイドル活動の分野に暗号資産(仮想通貨)のエコシステムを取り入れたIDOL3.0 PROJECTで利用されるトークンで、保有数量・保有期間等、アイドル活動の運営の一部における意思決定(投票権)やNFT等のデジタルグッズの購入などに利用できるという特徴を持った暗号資産です。
──「B4ND」「ファンクラブ構築・支援」サービスは今後どのような展開をしていきますか?
Wさん)2023年9月1日にはB4NDの正式版がリリースし、メッセージ機能に韓国語翻訳機能が追加されました。日本だけでなく海外のユーザーにもB4NDを楽しんでいただきたいですし、ファンやアーティストに喜んでもらえるような企画を考えて発信していきます。
芸能プロダクションからも「もっとこうした方がいいんじゃない?」というお声もいただいているので、追随して機能アップデートしていく予定ですし、イベントとのコラボもどんどんやっていきたいですね。
最近ではB4NDとエンタメ系のYouTubeチャンネルがコラボしているんです!B4NDのアカウントをYouTubeチャンネルの公式アカウントとして開設し、B4NDを通して番組にメッセージを送っていただくと、ラジオのように配信中にお便りを読んでもらえたり、いただいたファンレターから企画が生まれたりします。
推しのライブが終わってすぐにB4NDでメッセージを送ることができるので、ライブ終わりの熱量で気持ちを伝えることができます。B4NDのサービスならではですよね。
アイチャレ!! #128【PATI PATI CANDY…☆/テラス×テラス/LOVE IZ DOLL】
今はB4NDとファンクラブという2つのサービスを作って運用することを主軸としているのですが、東京通信グループに頼めばファンクラブビジネスにおける芸能プロダクションの課題をワンストップで解決できるというところまでを必ず実現したいですし、今のサービスをもっと勢いづけることによって「ファンビジネスと言えば東京通信」というくらいまで事業成長させ、推し活市場を盛り上げていけたらいいなと思っています。
最後に
ついにエンタメテック事業がスタートしました!私自身もとても楽しみにしていたのですが、Wさんを始め、この事業をより良くしていこうと皆さん意気込んでいました!まだまだ情報解禁できないことも多いのですが、今後どのような展開になっていくのかとても楽しみですね!
今回紹介したサービスやアプリのダウンロード情報はこちら↓↓
B4ND
●公式サイト:https://service.b4nd.me/
●App Store:https://apps.apple.com/jp/app/b4nd/id6444901133
●Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tokyo.tsushin.b4nd.pro
●公式X(旧Twitter):@b4nd_official
●公式Instagram:@b4nd_official
ファンクラブサービス
●matsumura sayuri official site:https://matsumurasayuri.jp/
●NAKO YABUKI OFFICIAL SITE:https://nakoyabuki.com/
IDOL3.0 PROJECT
●公式サイト:https://www.idol3-project.jp/about/
●AUDITIONサイト:https://www.idol3-project.jp/