国内No.1ヘルステックサービスを目指す「OWN.」とは?(前編)

皆さんこんにちは。広報担当の鈴木です。

今回は2022年の4月からはじまった新規サービス「OWN.」について当社取締役の長谷川氏へのインタビューを交えながら、前後編に分けて紹介します。
前編にあたる今回は、「OWN.」アプリを体験してみた内容を中心にお届けします。

“OWN.”ってなに?

「OWN.」について、まずはどのようなサービスなのか長谷川氏に話を伺いました。

鈴木)AppStore(無料ヘルスケア・フィットネス/国内)にてリリース初の第1位(2022/5/14時点)にランクイン。好調な出だしを見せた「OWN.」ですが、サービスを立ち上げたきっかけを教えてください。

長谷川)いくつか着想があって大きく分けて3つあります。

日本だとインフルエンサーの方がアパレルをつくる、ファンクラブを作るというようなP2C(パーソントゥーカスタマー)のサービスって近年すごく売り上げが伸びているんです。海外ですと大手メディア並の力を持ったサービスが台頭してきています。
「日本の場合は可能性はあるけれど、ファンクラブの延長線上で終わってしまっている」と感じていて、「本当の意味でクリエイターエコノミーを醸成していきたい」と思い、様々なインフルエンサーさんにお声がけをしていく中でTestosteroneさんと出会い、OWN.が誕生しました。

コロナ禍で「ヘルスケア」や「メンタルケア」という領域が以前より需要が増えていると感じました。その中でTestosteroneさんはただ単純に筋トレすることを薦めているのではなく、筋トレにより運動習慣、正しい生活リズムが身につき、メンタルヘルスにもいい影響が出るというロジックがすごく明確にあるんです。インフルエンサーとしても志向性や説得力が素晴らしい方で、本気で一緒にサービスをつくっていきたいなと思いました。

③これはヘルスケア業界全体の課題だと思うのですが、間違った情報があまりにも多い。例えば「料理は美味しい・美味しくない」と直感的にユーザーが理解できるようなものが多いですが、ヘルスケアはトレーニングひとつとっても、YouTubeなどで再生数を稼ぐために「3分間やれば痩せる」とか、目的が健康促進以外のことに先行していて、誤情報が世の中に溢れているんです。
逆に、科学的なエビデンスを基にしっかりとつくられた良いサービスも世の中に沢山あります。ただ、デジタルな設計思想が無かったり、シンプルさや面白さが欠けているものが多く、それが理由に普及していない点もあるので、Testosteroneさんのように影響力のある方と本当に正しい情報を広げていき、日本のヘルスケアの軸になってくれればいいなと思い「OWN.」プロジェクトを立ち上げました。

鈴木)因みに「OWN.」ってどんな意味が込められているのですか?

長谷川)「OWN.」という単語自体は「自分自身の」という意味を持ちます。
色々なサービス名称を考えていて、例えば「optimize」のように「食事管理やトレーニングを最も正しいかたちでユーザーに提供しますよ」というのを表現したいと意見があったのですが、「健康って誰かに言われて管理するものじゃない」というのが根幹にありまして。
最終的には自分自身で健康を管理し、ヘルスケアのオーナーであることが大事なんです。よくパーソナルジムに通っている時は痩せるのに辞めた瞬間リバウンドする方がいると思います。それは自分がオーナーになれていないということなんですよね。「毎朝の散歩や週2でジムに通うとか、暴飲暴食を控えるとか、自分で自分を管理するのが理想だよね」という話になり、自分自身の」意味を持つ「OWN.」という名前を付けました。

鈴木)どうしても筋トレ系インフルエンサーとして有名なTestosteroneさんに触れないわけにはいかないのですが、ご監修頂くに至った経緯も教えてください!

長谷川)サービスをつくるにあたり沢山のインフルエンサーの方々とお会いしたのですが、様々なお話を伺っている中で、異彩を放っていたのがTestosteroneさんでした。彼には最初から明確なビジョンがあり、思い描いている構想のスケールが大きく、話をしに行ったはずのこちらがワクワクしてしまったほどでした(笑)

Testosteroneさんはこだわりが強く、案件はもちろん、仕事もなかなか受けてもらえないことで有名なのですが(実際、長期的な仕事の取り組みは弊社が最初で最後です)、何度も打ち合わせを重ねていくうちにこちら側の熱意と誠意が伝わり、プロジェクトをご一緒できることになりました。
また、議論を重ねていく中で取り組むプロジェクトの全貌が見えてきて、OWN.は「腰を据えて取り組むべき事業だぞ。」「東京通信グループの柱になり得るサービスだぞ。」と思えるようになり、元々は複数のインフルエンサー事業を同時並行で立ち上げようとしていたのですが、OWN.一本にフォーカスすることになりました。「極上の健康を、すべての人へ」というのがOWN.のミッションで、とにかく全人類を健康にしたい。幸せになってほしい。というのがOWN.の存在理由なのですが、私としても、これは人生を賭ける価値のあるプロジェクトだと心から共鳴し、OWN.を世界で一番ユーザーを幸せにできるサービスにするために日々全力を尽くしています。

Testosteroneさん (@badassceo)

“OWN.”ってどんなアプリ?

実際に私も「OWN.」アプリをダウンロードしてみました!

OWN.は、月額約980円というサステイナブルな価格で最先端の知見とエビデンスに基づいた食事、筋トレ、睡眠習慣がスマホ一つで楽しく学べ、手軽に管理でき、極上の健康/理想の肉体を最速で手に入れられるヘルステックアプリです。

上記の通り、個々のニーズに合わせたトレーニングプランを提供し、日々の体重や摂取カロリーを記録しながら動画にて多様なトレーニングメニューを実践。運動経験の有無関係なく誰でも簡単に身体の管理ができるアプリです。今なら会員登録後10日間無料ですべての機能が使い放題!なので、他のアプリでよくある事前サブスクリプション契約もないので「解約し忘れてて課金されてる!」という心配もありません。

体験する前は「ちょっと10日間は長いかも…」と思っていたのですが…
食事管理は食べたものをスマホで撮影するだけで簡単に登録でき、トレーニングも自分のコンディションに合わせて初級、中級、上級と選べ強度も選択できるので無理なく続けることが出来ました。

鈴木)ちょっとの時間でスマホを見ながら筋トレが出来るのがいいと思いました。
やはり筋トレメニューも全てTestosteroneさんの考案によるものですか?

長谷川)実はトレーニングは別の方に監修いただいており、東京大学博士課程で筋肉の研究をされている伊田暁人さんにお願いしています。彼自身も元々実業団でラグビーをされていて、「引退後に自分が人生をかけてやりたい事は何なのか」と考えた時に、もっと体の事を研究したいと考え、東京大学の大学院を受験。またご自身でパーソナルジムの経営もされています。
そういった伊田暁人さんの「研究」と「経営」という2つの側面が、我々が作るサービスには必要な方だと感じたのと、実際お会いした際にもとても誠実で、信頼のおける方だと思いオファーさせていただきました。

鈴木)体重や摂取カロリーの管理機能も付いていて、簡単に自分の身体の状況をアプリで把握する事が出来てとても便利でした。やはり食事管理と筋トレはセットでするのが鉄板なのでしょうか?

長谷川)端的な話、ダイエットだけでいうと食事管理機能を使っているだけで体重は落ちていくんです。
普段から歩くなど、日常である一定の運動をしていれば、基本的には食事をコントロールするだけで自然と体重が落ちる設計にしています。
運動をすることによって、筋肉がついたり代謝が上がる以上に、ホルモンが分泌されて身体が気持ちの良い状態になります。「自分は健康になっているんだ」という実感が伴うので、ヘルスケアの事を考えると運動するのも重要な要素になるのでセットであるべきかと考えています。

鈴木)簡単に利用できたのはかなり良かったのです!画面レイアウトや操作性にもこだわっているのでしょうか?

長谷川)一番こだわったことは「無くす努力」でした。
具体例を言うと、他社は登録する情報がタンパク質、脂質、糖質に加え、他の栄養素も目標値が明確に決まっています。これは非常に正しいのですが、100%こなすのはとても難しいです。
ここまでする必要はないと思い、そういった要素はかなり削りました。また、どのサービスもタンパク質、脂質、炭水化物の表記なのですが、「OWN.」ではタンパク質、糖質、脂質にしています↓↓

「炭水化物」ではなく「糖質」に表記にしているのには理由があり、「炭水化物=糖質+食物繊維」なんです。太る要因になるのは糖質の方なので、切り出して「糖質だけはちゃんと管理しましょう」という意味合いで設定しています。
こういった不要なものをそぎ落とし、本当に必要なものだけを残す作業にとてもこだわりました。

鈴木)毎日の筋トレメニューの下に必ず動画コラムが掲載されています。
学べることがたくさんあったのですが、この辺りもやる気が続くポイントになりますよね。

長谷川)まず「コラムの情報やPFCの管理※を覚えていただければ、(10日間の無料期間が終わった後に)課金しなくても、その先の人生も健康にいられるようにしたい」という想いが前提にありました。
ですので、まずは大事なことをみんなに伝えたいと思いまして。単純に「これだけやってください」と言われてそのまま続けても健康にはなりますが、「なぜやるのか」「どうしてやるべきなのか」を理解していた方が継続できます。

「OWN.」を卒業した後も健康でいてほしいですし、なるべくご自身の身体の構造に対して知識が紐づいているのが大事だと思うので、動画コラムをUPしています。


それに加え、最近公式TikTokも運用していて、ユーザーの皆さんからいただく質問に回答したり、気を付けていただきたいことを投稿しています。公式TikTokも見ていただくと色んな疑問が解決できると思うのでぜひ合わせてチェックしてみてください。
また、お忙しい方向けに、公式インスタでは3~5分程度のトレーニングだけをアップロードしていて、毎日3つのトレーニングを複数回やるような構成にしております。


短いトレーニングを継続してやっていきたい方は、これらのアカウントをフォローしていただけるとお役に立てるのではないかと思います!

※PFCの管理=P(protein/タンパク質)、F(fat/脂質)、C(carbohydrate/炭水化物)のバランス管理

最後に

次回はサービスの展望についてインタビュ―していきたいと思います。

今回紹介した「OWN.」の公式サイトやアプリのダウンロード情報はこちらから↓↓

●OWN.公式サイト:https://web.own-dot.com/
●公式Instagram:own._official
●公式TikTok:own_dot_official
●アプリダウンロード
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1528269945
Google Play:https://play.google.com/

●Testosteroneさん
twitter:@badassceo
●伊田暁人さん
twitter:@bloc_samurai

最後までご覧いただきありがとうございました。