国内No.1ヘルステックサービスを目指す「OWN.」とは?(後編)

皆さんこんにちは。広報担当の鈴木です。

今回は2022年の4月からはじまった新規サービス「OWN.」について当社取締役の長谷川氏へのインタビューを交えながら、前後編に分けて紹介します。
後編にあたる今回は、今後のサービスの展望についてお届けします。
※(前編ページはこちら:https://blog.tokyo-tsushin.com/20220715-1638/)

OWN.の魅力とは?

アプリのリリースから現在までの率直な想いを、さっそく長谷川氏に聞いてみました。

鈴木アプリのリリースから数か月が経過しました。レビュー等を拝見していると好評をいただいているように見受けられますが、手応えを教えてください。

長谷川)我々のプログラムはユーザーが8週間続けてくれるかどうかが、事業をスタートするうえで大事なポイントでした。最近は非常に継続率が高い傾向にあり、皆さんが無理なく続けていけることが数字としても見えてきています。
また、8週間のプログラムを実行いただき、Twitterで「少しずつ続けていたら〇㎏痩せた!」、「以前に比べて体調がよくなった。」などツイートしてくださる方がとても増えました。「OWN.」は他社のダイエットプログラムとは違い、短期間で追い込むダイエットではないので、ある程度の規定を守りつつ、1ヶ月、2ヶ月と「長期的に続けていくことが無理なくできそうと皆さんに感じていただいた事が反響としては一番嬉しかったです。

鈴木)ユーザーからは「初心者から上級者まで幅広く筋トレできる!」「食事管理機能もバリエーションが多く、かんたんに記録できる」「『今日のミッション』を消化するのも楽しい」などのお声があるようですが、このあたりはこだわりポイントでしょうか?

長谷川)「OWN.」のアプリを起動すると最初にいくつかの設問があり、お答えいただいた身長や体重、目的が分かれば、各ユーザーへのおすすめプログラムを提案することが出来ます。
トレーニングを皆同じにしてしまうと物足りなさや、逆にハードで続けられなかったり、頻度も人それぞれなので最初の設問の時点で「その方の特徴、目的、継続できるリズム」を抽出、リコメンドしトレーニングプランを提案するようにしております。


もうひとつは、続けられるようになるべく全てを簡単にすることです。前編でも少し触れていましたが、機能面で色々足したいところがありましたが、なるべくシンプルにすることにこだわりをもったのが「簡単に記録できる・続けやすい・分かりやすい」とお声をいただける結果に繋がっていると思います。

鈴木)今後機能的なアップデートの構想はありますか?

長谷川)3点ほど考えております。

①現在、食事管理に関しては毎日食べたものをアプリで記録して、PFCバランス※を調整していただく仕様です。朝・昼と食事し、夜の時点で残りのタンパク質、糖質、脂質を確認した際に何を食べていいのか分からないと感じる方が多くいらっしゃいました。そんなお悩みが解決できるよう、食事のリコメンドをしていきたいなと。
もちろん世の中には栄養士さんの指導や毎日献立に沿った食事をするサービスがありますが、誰しも気分ではない時もありますし3食全て決めつけられてモチベーションが保てないと思います。その際にこちらから「今日の夕飯は外食で焼肉の予定なので、朝は〇〇を食べるといいでしょう」などその日の予定や気分を崩さずに上手くバランスよく摂取できる食事提案機能を展開していきたいです。難易度は若干高いですが、実現すればユーザーにとってもかなり便利だと思います。

②ダイエットをするうえで「体重の減少」がかなり大きな要素として占めていると思いますが、本来は体型をもっと見て欲しいです。同じ体重でも筋肉量が多く、引き締まっているとボディラインとしてもきれいです。ただOWN.には現在体型を記録する機能がなくて…。例えば今後、カメラ機能をつけて毎日自分の体型を撮影し記録していくと、ある程度データが溜まり次第スライドショーで動画としてアプリが生成してくれるサービスがあったら良いのかなと考えております。

写真だけではなく動画生成してあげると単純に自慢したくなりますよね!自分のBefore→Afterがかたちとして見えるとテンションも上がりますし、ダイエットって最終的に自分がどうなりたいか未来が予測できることが一番のモチベーションなので。ユーザーが既に体験しているベネフィットでありますが、更にそれが楽しくなるような開発をしていきたいです。

③今後トレーニングやヨガなどのマインドフルネスをもっと増やしていきたいと考えております。
大変有難いことに我々のサービスで最高齢だと78歳の方が利用されていて。高齢の方でも取り組みやすいものや、腰痛などの既往症をお持ちの方が少しでも改善できるトレーニングを作っていきたいです。またヨガに関しては初心者でも簡単にできるものから体に負荷を大きくかけるものまで、バリエーションを増やしユーザーに寄り添ったプランニング内容に幅をもたせていくことが今後必要かと。

ただ、これらを叶えるにあたり「入会時の設問」「会員登録時の設問」が増える可能性があります。すると我々が当初から掲げている「シンプル」という定義から離れますが、それでもやっぱり皆さんにとって大きいベネフィットがあるトレーニングやプログラムなので検討していきたいです。

※PFCバランス=P(protein/タンパク質)、F(fat/脂質)、C(carbohydrate/炭水化物)のバランス

OWN.の可能性について

鈴木)先日「OWN.」オリジナルのサプリメント、プロテインの販売プランが発表されました。アプリだけに留まらず、オリジナル商品の開発に至った背景を教えてください。

長谷川)実は「OWN.」の立ち上げ時にサプリなどの補助食品は作らない方向で考えておりました。毎日バランスの摂れた食事をしていれば、サプリもプロテインもいらないんです。ダイエット成功への近道でもないので…。しかし、どうしてもご自身で食事管理をしていくとビタミンが欠損する方が多く、偏っていると体の不調や良くない事象が起こりやすくなります。そこで必要な優先順位が高いと感じたのでこの度販売する事になりました。今後ユーザーの皆さんにとってメリットがあるものは販売を検討し、そうでないものは必要以上に我々の「ブランド」を買ってもらう必要性はないと感じております。基本は「OWN.」があれば自分自身をコントロールできるようになることが一つのコンセプトなので。そこに則したうえで、本当に必要な物だけを開発していくことがこれからの展望です。

鈴木)IRTV出演時には、第二フェース以降「リアルフィットネス・ジム構想」「トレーニンググッズ・ウェアラブル機器対応構想」「福利厚生構想」「メタバース構想」など、幅広い展開を示唆されていました。このあたりも続々と計画があるのでしょうか?

長谷川)「OWN.」としては健康やヘルスケアに対して最適な提案をしたいと思っていて。
現在はコロナ禍で自宅で出来るトレーニングプランをご用意しておりますが、今後コロナが収まり皆さんがジムに行けるような日常が戻ってきた際は、ジムで実践できるマシントレーニングのプランを作っても面白いのかなと考えております。そのように思慮を巡らせるとジムを自分たちで持っていた方がユーザーの記録がしやすいなど色々なアイデアが膨らみます。今後はネットに限定したプログラムである理由はないと思っていますし、本当にユーザーにとって最適であればいいものを実現すべきです。

福利厚生は、構想しているというよりは我々のサービスが広く使われるようになったらユーザーさんがより安くお得に使いたいと思うきっかけが出てくるはずです。例えば企業が社員に使ってもらう、保険会社が保険の加入者に使ってもらうなど、何かしらの形で利用シーンがあると思うので、ひとつのマーケティング方法の中で動いていくのではないかと考えております。

メタバース構想に関しては、本当に実現できればすごくメリットが多いなと思っております。我々もトレーニング動画を撮影するときにカメラを3箇所に置いて、アングルを変えながら20~30秒の動画を作っていますが、ユーザーからは「本当はこの位置から見たい」など要望や意見もあります。

もしメタバース上で表現出来れば、3Dで自分がどの視点からも見ることが叶います。そういった意味合いで実現できると良いですが、実は身体を動かすことと現在のデバイスの相性があまり良くないんです。色々と試みながらどう関わっていくか考える必要があります。

鈴木)最後に、盛り上がりをみせているヘルステック市場の将来性と「OWN.」の未来についてメッセージをお願いします。

長谷川)ヘルステック市場の未来予想はなかなか出来ないですが意識していることが2つあります。

1つ目はユーザーに誤解を与えるようなヘルステックサービスは本当に無くなっていくべきです。
最近ですと特にYouTuberさんなどのダイエット成功例が上げられます。視聴者全員が同じプランを実践すれば必ず上手くいくというような表現でUPされていることが多く見受けられます。間違ってはいないのですが、専門性から行くと根拠に乏しく、それらがバズって出回っていることがあまり良くないと感じます。「太っている=不健康」ではありません。過度に痩せすぎていくようなものや、体重も筋肉量も減っていくことが不健康なのです。そういった意味でヘルステックはすごく先進的に伸びることより健全になっていくべき市場かなと。

2つ目はヘルステックって分かりにくく、とっつきにくいので、正しいものほど面白くないということ。我々がサービスを開始するときも実は類似するものが多くみられました。ただ、世間一般にはぜんぜん使われていないという実状がありまして。どんなに良い機能を備えてアプリを開始しても、BtoBだけに向き合い、BtoCが知らないという様なマーケティングが上手くかみ合っていない状況が現在もあります。

これからはもっとヘルステックが健全であると認知いただき、ユーザーに正しく楽しさや面白さが伝わることが大事だと思っています。なので今回Testosteroneさん (@badassceo)を招いているのは、皆さんに楽しく使用いただきより知ってほしいからです。

我々が少しずつ正しい情報を発信し、改善することで、Youtuberや施策を考えている企業から「OWN.を参考にしよう」と思っていただき上手く市場が回っていくと嬉しいです。逆にヘルステック市場で既にある技術で使われていないものは、我々と一緒にやることで広く認知されていく手助けができればなと。そういったハブになれば「OWN.」はより良い方向にいくのかなと思っております。

我々が思い描いている未来は「OWN.」というブランドが確立していることです。今後何らかのサービスや商品展開を始めても「OWN.の言うこと、やることは信頼できる」と名前を出した段階で思っていただける状態になるのが理想です。もしかすると20、30年後スマホを使用していない日常が来るかもしれません。そんな時代でも「OWN.」というブランドは別のプラットホームの中で生き続けていると思いますし、そういう立ち位置でいたいです。

最後に

前編後編と分けて「OWN.」の魅力を紹介させていただきました。
開発者の想いがたくさん詰まった正しい情報を発信し続けるサービスなのでもっと世の中に認知されて欲しいです。今後の活躍に期待です。

↓↓今回紹介した「OWN.」の公式サイトやアプリのダウンロード情報はこちらから↓↓

●OWN.公式サイト:https://web.own-dot.com/
●公式Instagram:own._official
●公式TikTok:own_dot_official
●アプリダウンロード
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1528269945
Google Play:https://play.google.com/

最後までご覧いただきありがとうございました。