ヒットゲームアプリ開発メンバー座談会

皆さんこんにちは。
広報担当の鈴木です。

創業から7年経った今でも成長し続けているインターネットメディア事業。
主力となるハイパーカジュアルゲームアプリは海外を中心に配信し、好評を得ています。
今回は「Stop the flow!」、「Shoot’em all」と立て続けにヒットを出しているアプリの開発メンバーに話を聞いてみたいと思います!

メンバー紹介

今回の座談会に参加してくれたのはこちらの3名↓↓↓

(右)プロデューサーOさん
社歴:7年(最近は仕事と趣味の両方で毎日が充実!)

(中央)デザイナーMさん
社歴:7年(納豆キムチご飯に夢中!)

(左)エンジニアKさん
社歴:7年(プライベートでは二児の子育てに奮闘中!)

彼らは「Stop the flow!」、「Shoot’em all」と立て続けにアプリを世界中でヒットに導いた開発メンバーです。社内からは「ホームランキング」と呼ばれているとかいないとか(笑)。さっそくお話を伺っていきたいと思います。

ヒットゲームアプリはどんな環境でつくられている?

鈴木)いつもOさん・Mさん・Kさんの3名でアプリを開発しているのですか?

プロデューサー
O)アプリの開発チームはいくつかあり、基本は3人~4人で組んでいます。
3人体制を「ユニット」、4人体制を「チーム」と呼んでいて、私たちはその中の「ユニット」になります。ハイパーカジュアルゲームアプリの開発が本格的に始動してから組んだので、もう1年半弱程経つでしょうか。

エンジニアK)以前にも他のアプリの開発時にシャッフルして、個々で組んだことはありました。
しかし最近はOさんからあったように1年程度はこの3人で開発しています!

プロデューサーO)ハイパーカジュアルゲームアプリの開発リーダーは複数名いるので、体制を3ヵ月に1回組み直すのですが、ヒットが続いているため現在はこのメンバーで固定していますね。

鈴木)アプリの企画はどなたが中心に?

プロデューサーO)以前はヒットを出す為にとにかくたくさん企画、開発することが大事だったので、デザイナー、エンジニアなど関係なく全員が企画する文化でしたが、最近はプロデューサーの私が中心に企画しています。
その分、他の細かなところはお2人にお任せで。企画を考える時間に余裕が出来ましたね。

デザイナーMOさんが一生懸命企画してれるので、僕たちもその期待に応えられるよう日々努めています。

鈴木)なるほど、たくさんアプリを企画していたと…。
ちなみに、どのくらいのペースで開発しているんですか?

エンジニアK)5日で1本ペースなので月に平均3~4本。年間だと40本程度開発していますね。
ただ、アプリがヒットすると改善作業などが優先になるので多くのアプリを開発することはないですね。なので、いかにヒットするアプリを開発するかがとても重要。

鈴木)えぇっ!それだけたくさんアプリを開発しているとあっという間にネタが尽きるのでは…

プロデューサーO)なんとか絞り出すしかないです(笑)。
基本的に何もない所からアイデアが生まれることはないので。毎日アプリのランキングチェックや実際に私もいろんなアプリをプレイします。あとはよく目にする広告に競合アプリが出てくるので、そこから着想を得てこうしたらもっとよくなるんじゃないかとか。様々な発想で企画を考えています。

鈴木)「絞りだすしかない」と。重みがありますね(笑)。
過去のゲームアプリだと、ステージが300を超えるものもありますよね?大変ではないですか?

エンジニアK)カジュアルゲーム自体が単純なので、ステージが上がっても操作を大きく変えることはないですね。その代わり、同じ敵だけど見た目を変える方法を使います。それこそデザインが重要になってきますね。

デザイナーM)デザイン担当の僕が全て考えています!ある程度プロデューサーからのテーマの指示(人・動物などのキーワードなど)はありますが、「基本はお任せ」で作らせてもらってる事が多いです!

(↑3名で開発、ヒットした「Stop the flow!」)

鈴木)スピードとチームワークが重要に感じるのですが、何か心がけていることはありますか?

エンジニアK)アプリの企画~開発までの流れが、Oさんが企画を出す→3人でミーティング→Mさんがデザイン作業→終了次第、僕が着手。完成する頃にOさんは次のアプリを考えています。3人とも同じタイミングで走っていないんですよね。だからこそコミュニケーションをいかにとるかが重要になってきます。

プロデューサーO)私はプロデューサーという立場なので、2人からの連絡はすぐに返信するようにしています。返事を待っている時間ってかなりロスですし作業も止まってしまいますよね。そこを心掛けることで3人とも上手く作業が回るように感じます。

デザイナーM)仕事以外の事でコミュニケーションをとることも、とても重要です。
あとは互いを信頼することですかね!!

世界でヒットを出す秘訣とは…?

鈴木)海外アプリと国内アプリの大きな違いはありますか?

プロデューサーO)極端に違うと感じるところは、日本の市場はソシャゲやアニメ、漫画チックなものが多く、かなり独特ですね。しかし海外では真逆で、全く受けないんです…。

エンジニアK)日本のアプリ感を出さないように、常にアメリカのアプリランキングをチェックしていて情報収集は欠かせないです!

鈴木)なるほど、世界に向けたアプリを作るうえで、大切にしている事ってありますか?

エンジニアK)企画段階から、ユーザーを悩ませずに「これだ!」とすぐに理解ができるようなゲームアプリにすることを意識しています。多くのユーザーは直観的なものを好むので。

プロデューサーO)私たちが作るアプリは、実はゲーム好きの方がプレイするものでは無いんですよ。
普段全然ゲームをやらない方がちょっとした時間や暇つぶしにプレイすることが多いので、少しでも難しいと挫折してすぐにやめてしまいます。なので、どんな方でも楽しめるような、ハードルが低くて、時間的コスパの良いゲームアプリを作る事を意識します。
そのためには「ユーザーが何を好きなのか」個々にリサーチを欠かさず行っていますし、最近はゲーム以外にもSNS(TikTok、YouTube)など、ヒントになりそうなものは必ずチェックしますね。

デザイナーM)僕は業務のひとつに広告用動画の制作があるのですが、「どのような広告、デザインであればヒットするのか」を最初の企画会議から意識しています。
そしてOさんがおっしゃっていたように、海外ではキャラが立ちすぎているとあまりウケないので、親しみやすいデザインを作ります。以前に「モンスター」をテーマにしたゲームアプリを僕ひとりで制作したことがあったのですが、個性が強すぎたのか、全然ダウンロードされなくて…。

↓実際のデザインがこちら(確かにかなり個性的…ですね笑。)


デザイナーM)ユーザーに初見で「好きなデザインじゃない」と判断された場合、ダウンロードさえしてもらえなくなるので。人物が登場するのであれば無個性な「男の子・女の子」くらいが良いんです。どなたにもウケるデザインを目指しています。

鈴木)最後に、皆さん社歴が長いですが、東京通信で「この仕事をやっていて良かったな~」と思う事は何ですか?

エンジニアK)アプリのリリース本数が多いという事はヒットを出す可能性も少なくないということ。つまり他の仕事に比べるとバッターボックスに立てる頻度が高く、チャンスが山ほどあるんです。他社は年に数本、むしろそれよりもリリース数が少ないところもあるので。自分の貢献度も分からず仕事をするほど悲しい事はないと思います。責任感は重いけど、ダメだった時は落ち込まず、きちんと振り返ってすぐに訪れる次のチャンスに挑んでいます。

デザイナーM)そして「成果を出した分きちんと評価してくれる、認めてくれる」ことが大きなポイントかなと。
過去にどれだけ頑張っても評価に繋がらなず、辛い経験をしたこともありました。「絶対にヒットさせてやる!」と高いモチベーションを持って仕事が出来ますし、やりがいがあります。

プロデューサーO)確かにそうですね!あとはヒットアプリが出てから、身近な方に知っていただける機会が増えました。先日もテレビ番組の取材対応をしたのですが、番組を見てくれた友人から「あのアプリOちゃんが作っていたの!?私も良くやるよ!」と連絡がきたり。私の母にはアプリの広告を見て「これOが作ったアプリでしょ?」と当てられるほどです(笑)。
仕事を通して誰かに喜んでもらえることって本当に幸せですよね。
そういう環境に恵まれたことを私たち3人だけではなく、当社のスタッフ皆さんがそう感じていると思います。

最後に

今回はインターネットメディア事業の主力となるハイパーカジュアルゲームアプリの開発メンバーと座談会を行いました。取材中、終始笑いが絶えなく、3人の人柄や仕事へのモチベーションがヒットゲームアプリを生む大きな秘訣のように感じました。
今後のインターネットメディア事業にも期待です。

3人の開発したヒットゲームアプリはこちら↓↓

暇つぶしゲームパズルIQ脳トレ-stop the flow!
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1565098297
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.noah.flow&gl=US

人気広告シューティングクソゲーム-shoot’em all
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1593526506
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ty.shoot&gl=US

最後までご覧いただきありがとうございました。