【インタビュー】執行役員 村野 慎之右


今回は2023年度4月からスタートした執行役員制度に伴い、キーマンのインタビューをお届けします。
第6回目はアライアンス推進室の執行役員を務める村野 慎之右氏の紹介です。


──簡単に自己紹介をお願いします!

村野 慎之右です。東京都出身です。趣味はピアノを弾くことで、演奏はプロではないですが、音楽を作って配信しています。日本でチャート6位、ヨーロッパの国で15位が過去の栄光です。あとは乗馬も趣味で、最近はなかなか乗りに行けてないのが残念です。

──これまではどのようなキャリアを歩まれてきましたか?

エヌ・アイ・エフベンチャーズ(現大和企業投資)と磐梯インベストメンツにて企業買収や企業再生業務に6年ほど携わりました。しかし2008年に起こったリーマンショックの煽りを受けて、会社が日本を撤退することになり、当時勢いのあったIT業界に就職することに決め、シーエー・モバイル(現CAM)に転職しました。ソーシャルゲームやメディアの運用等にも少し関わっていたのですが、主には投資業務に携わり、入社の3年後には取締役に就任しました。企業や事業の買収やスタートアップへの投資に携わり、また、グループ会社のサイバーエージェント・ベンチャーズ(現サイバーエージェント・キャピタル)でも投資業務に関わっておりました。


──そもそもどうして東京通信を選ばれたんでしょうか?

外川会長にお誘いいただいたことがきっかけで東京通信に入社しました。
当時の東京通信は上場前でしたので、外川会長から「上場を目指しているので、是非村野さんに協力してほしい」と言われ、前職でとてもお世話になっていましたし、いつか恩返しができればなという気持ちがありました。それまでは、なかなかきっかけがなかったので、「恩返しの良い機会」と思い、入社を決めました。
当時はCFOとしてコーポレート本部とファンド投資事業を管掌し、上場準備もしっかりとやり切ることができたので、これで一旦は恩返しは終わったかなと思っています(笑)

──ご担当される事業とその内容、展望を教えてください。

今年から新設されたアライアンス推進室という部署でM&Aやアライアンス業務を担当しております。一人部署としてやっていますので、責任も結果もすべて自分次第になります。今後はアライアンス先と東京通信の掛け算を上手く作っていければと思っています。
市場の変化もありM&Aのターゲットも変わってきていると感じています。東京通信では暗号通貨やメタバースの会社にも出資し、業務提携もさせていただいていますので、その領域については東京通信の中でも何かできたらいいかなと考えていますね。

──村野さんから見た東京通信の魅力とはどんなところですか?

いい意味であまり干渉しすぎないところですかね。一人ひとりを尊重してくれているので裁量をもって働くことができます。干渉しないからといって放任するのではなく、誰かがヘルプを出すとみんなで助けようとしてくれるのも素晴らしいと思います。


──最後に、これからの東京通信をどのようにしていきたいですか?抱負をお聞かせください

会社の利益が増えることによって資金が増え、それをまた新しい事業や投資に回していくというお金の流れを今よりもっと加速させたいです。そのために自分の役割をしっかり果たし、会社に貢献してまいります。

最後に

第6回目は村野氏にお話を伺いました。冷静沈着でいて、かつ様々な分野の知識や知性が豊富な村野氏。仕事に趣味に全力投球の村野氏の今後の活動にも注目です!