【インタビュー】執行役員 横山 佳史

今回は2023年度4月からスタートした執行役員制度に伴い、キーマンのインタビューをお届けします!
第3回目はアプリ事業部管掌、執行役員を務める横山佳史氏の紹介です。

──まずは簡単に自己紹介をお願いします!

横山佳史です。3人の娘がいます。休日はそんな3人の娘たちとお出かけしたり一緒に遊んだりして過ごしています!

──これまではどのようなキャリアを歩まれてきましたか?

岡山県の大学卒業後、地元の印刷関係の会社に就職しました。配属先が東京になったことで思いがけない形で東京での生活がスタートしました。

その会社が2年で解散しまして「この先どうしようかな」と考えたときに、IT関連の仕事に従事したいなと思い、ウェブコンテンツを開発する会社で、マーケティング、プロモーションやマネタイズという役割の仕事ができる会社に入社しました。ここから今につながるような仕事が始まったかなと思っています。


──そもそもどうして東京通信を選ばれたんでしょうか?

前職で古屋社長が個人経営している会社と取引がありました。転職する旨を営業担当の方にお話した際にお食事に誘っていただき、そこで初めて古屋社長に出会いました。

話してすぐに「面白い人だな」と思って好きになっていましたね(笑)

古屋社長から「新しく会社を起こすのですが、興味ありますか?」とお誘いをいただき、当時実は、ほかの会社で内定をいただいていて、内定承諾書を提出する寸前まで進んでいたのですが、東京通信に入社することに決めました。当時は社員ゼロ、事務所もまだ決まっていないという状況での社員第一号でしたので、正直不安もありました(笑)

──ご担当される事業とその内容、展望を教えてください。

アプリ事業部です。スマートフォン向けアプリの企画・開発・リリースやNintendo Switch™向けタイトルの配信を行う事業です。
2022年は国内ゲームダウンロード数日本一を獲得することができたのですが、もっと事業を成長させるには今とは違う領域に挑戦していかないといけないと考えています。

市場としては、海外展開にもっと力を入れていきたいと思っています。売上を伸ばす方法としては課金型で、構造的にはWeb3領域でもっと存在感を出していきたいです。

Web3に関してはPlay to earn(※1)やGameFi(※2)のような「遊びながら稼ぐという仕組み」は今後もっと伸びていく領域になると思います。ポイ活アプリでランキング1位などの実績が出ていますので、ここはスムーズに移行できそうです。
また、Web3領域以外ではChatGPTなどの生成AIを活用してゲーム開発への取り組みにも積極的に挑戦していきたいですね。

(※1)ゲームを遊んで稼げる仕組みが導入されたゲーム
(※2)Game(ゲーム)とFinance(金融)をつなげた言葉で、「プレイすることで、ゲーム外においても価値がある仮想通貨やNFTを獲得し、現実世界のお金を稼ぐことができるゲーム

──横山さんから見た東京通信の魅力とはどんなところですか?

会社全体の魅力としては、目標達成までのプロセスを細かく定めていないので、自分のやり方でゴールまで向かっていけることです。何よりも「日本一を達成した環境で働ける」というのはとても魅力的なことではないでしょうか。ナンバーワンを達成した人たちのノウハウやエッセンスを学べる環境にあります。

アプリ事業部の魅力は「確実に自分の成果だ」といえるようなプロダクトを世の中に出していけることです。3人1チームでアプリ開発を行っていますので、少なくとも、そのアプリがヒットすれば胸を張って自分の成果だと言えることができると思います。


──最後に、これからの東京通信をどのようにしていきたいですか?抱負をお聞かせください

「がむしゃらに突き進む」という時期は終わっていて、従業員が「東京通信で働けてよかった」とか「働きやすい」もっと突き詰めていく必要があるなと思っています。みんなのパフォーマンスが上がり、全体の成果の底上げができればいいですよね。

その前段階として、最近TT(東京通信グループの子会社)の取り組みで行っているのが「係活動」というものです。小学校の係活動は「学業以外の何か能動的なものに参加することによって社会性を学んだり、人間関係形成能力を育む」というコンセプトだと思います。
TTの係活動も同様に「業務以外のことで会社に関わり、一緒に働いているメンバーや会社をもっと好きになって欲しい」という想いから始めました。

更に言うと、我々はユーザーが「楽しい!」と感じるコンテンツを提供する立場にいるので、アウトプットの質を継続して高めていく必要があり、そうなると必然的にインプットの質も高める必要があります。
例えば係活動には「マンガ係」「映画係」「音楽係」などのエンタメ領域のジャンルがあります。係の担当者はそれぞれの領域のおすすめコンテンツを紹介するのですが、楽しみながらインプットとアウトプットを行っています。ちなみに、エンタメを体験する費用は会社が負担していますよ!

まだ始めたばかりではありますが、このような活動を通して、みんなが働きやすいと思えるような環境を作っていきたいですし、それがまた会社の力になるとも考えています。

最後に

第3回目は執行役員の横山氏へお話を伺いました。創業当時から先陣を切って走り続け、今でもアプリ事業部を支え続けている横山氏。海外領域への挑戦もとても楽しみです!


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