【社長インタビュー】2024年の東京通信躍進は文化形成がカギを握る?!

皆様あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年4月には、ホールディングス化のタイミングで社長インタビューを実施し、【社長インタビュー】これまでの東京通信、これからの東京通信について語ってもらいました。2023年12月にはグロース市場上場3周年を迎え、様々な新規事業にも挑戦し続けています。そんな東京通信の2024年はどうなるのか！？古屋社長に誰よりもどこよりも先にインタビューしました！

──あけましておめでとうございます。まずは、2023年を振り返ってみてどうでしたか？印象的な出来事はありましたか？

古屋）印象的な出来事としては二つあると思っていて、一つ目はオフィスの拠点集約とM＆Aによって新しい仲間を迎えいれることができたことです。会社や事業に新たな活力をもたらし、さまざまな視点と経験を与えてくれたと思っています。

二つ目は、新卒採用を開始したことですね。これは昨年から始めた初の試みになります。
新たな才能を迎え入れることで、組織全体がさらに活性化し、新しい事業へ挑戦を進めるための重要なステップになると考えています。

──2023年12月にはグロース市場上場3周年となりました。率直な感想をお願いします。

古屋）上場三周年を迎えて、正直まだ道半ばなのですが、我々はデジタルビジネス・コングロマリットを目指して新規事業にチャレンジし、時価総額を上げていきたいと考えていますし、これからも更に成長し続けることを目指しています。

そのためにはスピード感や実力が伴った組織が必要不可欠となります。「やりたいこと」、「できること」はまだまだたくさんあると思っていて、それを実現するための「リソース」と「やる気」は十分にあります。これからも、自分たちらしく、自分たちの選択を信じて、一歩一歩前進していきます。そして、皆様に喜んでいただけるような成果をお届けできるよう、またここから日々努力していきます。

──2023年はホールディングス体制への移行や社名やカラーの一新、エンタメテック事業の開始やM&Aなど色々ありました。ズバリ、2024年は東京通信をどんな１年にしたいですか？

古屋）ホールディングス化は子会社であったり役員管掌の機動力を高めたいという意図で行ったもので、裁量を与えて、かつ直接的に監督・管理をするのが目的なんです。しっかりと目的に沿って活動できていますので、それによる成果をお伝えできるのが今年だと思っています。

事業に関しては、エンタメテック事業に限らず新たな事業の柱を2024年でしっかりと立ち上げて確立させたいです。今、具体的にお伝えすることは難しいですが、「どういった事業を進めていくのか」という構想はしっかりとありますので、そこに向けて着実に進めていくことを考えています。

──そんな中でも特に古屋社長ががんばりたいポイントはどんなこと、どんなところでしょうか？

古屋）社内制度や教育制度などの文化形成には特に力をいれたいと考えていますね。
これまでは、どんなポジションでも、どんな方法でも「意見を言える」ということを大事にしてきました。我々はマネジメントを主軸としない組織構成になっています。内部・外部両方ともに関わる事業が多く、上の判断を待つよりも自分で実行してしまった方が効率が上がるというのが理由です。報告だけではなく、「こうしたい」「こうあるべき」が話せなくなると指示待ちになってしまったりだとか、能動的に責任を持った行動ができなくなり、成長機会が失われることにも繋がります。従業員や役員と立場は違えどもそれぞれがコミュニケーションを取らなくてはいけないのです。

今までの組織文化を守りつつ、個々を大事にできるような文化を失わないためにも、これまでと同じではなく、新たな制度からアプローチしていきたいと考えています。そのための環境づくりや応援は惜しまず続けていきます。

──最後に、古屋社長は毎年、従業員に向けてその１年のキーワード（行動指針）を発信されていますが、2024年はどんなキーワードなのか教えてください！

古屋）2024年のキーワードは『Players Player』です。MVPのような評価ではなく、「仲間や同僚、同業種の方たちからベストだと評価されること」を指す言葉です。
個々が周囲や業界や取引先からベストだと思われ、その働きぶりを認識された上で「信頼されるヒトや会社となりましょう」という意味を込めて今年のキーワードを決めました。