皆さんこんにちは。
広報担当の鈴木です。
今回は2022年7月にNintendo Switch™でリリースされた「意味がわかると怖いミステリー」について、インターネットメディア事業のメンバーに開発秘話を聞いてみました。
「意味がわかると怖いミステリー」は、その名の通り「意味が分かると怖い」をテーマにしたイラストクイズを収録しており、イラストの中からクイズの答えを探す『イラストクイズゲーム』です。シンプルな操作で、手軽に謎解きに挑戦することができます。あなたの推理で、イラストに隠された恐怖の真相を解き明かしてください。
メンバー紹介
今回インタビューしたのは、こちらの3人↓↓
プロデューサーIさん
社歴:1年(国内向けのアプリのプロデューサー。最近はNintendo Switch™関連を中心に担当)
エンジニアGさん
社歴:7年(国内向けの新規アプリの開発を主に担当)
デザイナーYさん
社歴:3年(国内向けアプリのUIデザインを主に担当)
さっそくお話を伺っていきたいと思います!
なぜNintendo Switch™に挑戦を?
鈴木)東京通信では創業時からスマートフォンアプリのカジュアルゲームを得意としていましたが、コンシューマー向けのプラットフォームに挑戦しようと思ったキッカケを教えてください!
プロデューサーI)当社は数多くのスマートフォンアプリをリリースし、以前に比べて各アプリも会社としても認知度は上がってきていましたが、他のプラットフォームに展開する事で、今まで認知されていなかったユーザーにも幅広く遊んでもらえる施策のひとつとして、今話題のNintendo Switch™に挑戦しました!
鈴木)Nintendo Switch™に挑戦すると聞いた時、どのように感じましたか?
プロデューサーI)スマートフォンアプリがきちんとひとつのゲーム機(Nintendo Switch™)でも遊ぶことが出来るのか、通用するのか、正直少し不安でした。でもその心のモヤモヤを消し去るかのようにヒットしているので、今は自信をもって運用しております。
エンジニアG)僕も同じく「今まで無料で遊んでいたゲームアプリが有料で遊んでいただけるのかな…」と若干抵抗感がありました。でもリリースして最初の月の売上が目標をはるかに超えていて。本当にびっくりしました。
デザイナーY)僕は元々スマートフォンアプリのゲームよりもゲーム機が好きで普段からよく遊んでいます。「もしかしたらいずれ当社のアプリもNintendo Switch™にリリースする可能性もあるのでは…?」と思っていたので、最初に話を聞いた時は率直に嬉しかったです。
スマートフォンの無料アプリだと広告が出てきて少し厄介と感じる方もいらっしゃると思いますが、「ゲーム機で課金するものであれば快適にプレイでき、また別のアプローチをすることができるのかな」と。そういう考えを含めると「いけるな!」と感じておりました。
開発秘話
鈴木)スマホアプリでは「意味怖マンガ」「意味がわかると怖い童話」などが過去にヒット作となりましたが、今回の「意味がわかると怖いミステリー」を開発するにあたって、こだわったポイントなどを教えてください!
プロデューサーI)東京通信としてNintendo Switch™に配信するのは初めてのことなので、どのゲームにするか当初は迷いました。パブリッシャーとしては知名度がない状態ですので、ソフトとしていかに知名度を上げることができ、引きがあるものを出せるかがとても重要でした。そこをクリアできそうなものは何かと考えた結果、一定層に絶大な支持をいただいている「意味がわかると怖い~」ジャンルを選びました。
また、このような少しホラーテイストなものは、YouTubeなどのゲーム実況でも人気が高いんです。当社のアプリは実況でもご紹介いただける機会が多いので、より認知度が上昇したらいいなと期待も込めて選定しました。
夏に配信したこともあって、「夏+ホラー」の相性も良かったのか、予想を超えるヒットに繋がりました。
鈴木)実際に私もプレイしたのですが、ステージ数の多さにびっくりしました。難易度を徐々に上げたりなど何かこだわりはあるのですか?
デザイナーY)問題数自体は60問以上あります。難易度は上げていませんが、問題文はこだわりポイントのひとつです。スマートフォンアプリは短文でサクサク行えるような作りにしていますが、Nintendo Switch™は画面が大きいためじっくり読んでもらえるのですぐに離脱する心配がありません。ちょっと雰囲気のでるようなテキストに変更しております。
鈴木)スマートフォンアプリとNintendo Switch™では、画面の大きさや操作性など、かなり違いがあるように思いますが、そのあたりはどうでしたか?
エンジニアG)まずゲーム機への配信自体、当社の誰もが挑戦したことない事だったので、開発に必要なマシンやPCを調べるところからスタートしました。操作性も全然違いますし少し苦労しました(笑)。
ガイドラインに則りつつ調整を加え、Nintendo Switch™は多種多用の端末環境でも使用できるので、わざとレトロな動きにしたりコンシューマーゲームならではのこだわりを追求し、どんな画面でも問題無く操作できる領域、レイアウトの調整にもかなり気を遣っています。リリースまでの期間は本来1ヶ月半の予定でしたが、3ヶ月かかりました。作業時間が長引いたというより、不慣れなこともあって、審査までの道のりと段取りが長かったです。
プロデューサーI)スマートフォンアプリ業界と比べると、審査が長く厳しいんです。でも審査担当の皆様が実際にプレイし、細かくご確認いただけたので、ちょっとしたバグにも気づくことができました。漏れのないようチェックをしていただけたのは、本当に助かりました。
デザイナーY)スマートフォンとNintendo Switch™では縦横が変わります。そこが一番大きな違いですかね。
問題画像が縦長になるためどうしても画面の3分の1程スペースが余ってしまい、配置バランスが難しかったです。また、このゲームはアプリ上だとミステリーの怪しいもの、ポイントとなるホラー部分をタップするのですが、今回はボタン操作もありますし違和感のない作りにするのに必死でした。ある程度イメージしエンジニアのGさんと話し合って開発しても、実機でプレイしてみると全然違う…なんてことも多くて。そこから何回も手直しが入りましたね😂
今後の展開について
鈴木)プレスリリースでは「今後は、スマートフォン向けカジュアルゲームアプリの配信と並行して、Nintendo Switch™向けタイトルを継続的に配信していく予定です。」と予告されていましたが、今後の予定を教えてください。
プロデューサーI)直近だと9月1日から新たに「みんなの!小学生あるある探し」の配信をスタートしています。
本作は、「みんなの!小学生のあるある探し」をテーマにした絵探しクイズを収録。イラストの中からクイズの答えを探す『イラストクイズゲーム』です。イラストの中の小学生あるあるを探しながら、「こんな子、いたいた!」という共感やなつかしさを味わっていただけます。
今回は子供から大人まで、より幅広いユーザーに遊んでもらえるよう、一緒に楽しめるトピックとして「みんなの!小学生のあるある探し」を選びました。このゲームを通じて、小学校時代のエピソードや世代間のギャップなど、友達や家族とたくさんの会話が生まれたら嬉しいです。
また、月に複数本、コンスタントにリリースできるのが理想ですよね。年末まではある程度計画をしています。今後もどんどん配信していきます!
エンジニアG)いま僕が携わっている新規のゲームアプリも「いずれNintendo Switch™で配信が出来たらいいなな…」と考えながら作業しています。
デザイナーY)プロデューサー、エンジニア、デザイナー全員に当てはまる事だと思うのですが、例えスマートフォンアプリから移植したものだとしても、本当に毎回新たなゲームを作っている感覚で。わくわくする気持ちを忘れずこれからも取り組んでいきたいです。
プロデューサーI)Nintendo Switch™だから出来る事、遊びやすさなどをさらに追及したゲームをこれから考えていけたらいいですね。
最後に
新たなことに挑み続けるインターネットメディア事業。そのチャレンジ精神と姿勢の素晴らしさを取材する中で感じました。今後の活躍も楽しみです。
各ゲームの詳細はこちら↓↓
「意味がわかると怖いミステリー」
■ジャンル :アドベンチャー
■プレイ人数:1人
■販売価格 :980円(税込)
■対応言語 :日本語
■ストア :https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000053954.html
「みんなの!小学生のあるある探し」
■ジャンル :アドベンチャー
■プレイ人数:1人
■販売価格 :980円(税込)
■対応言語 :日本語
■ストア :https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000058131.html
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「Nintendo Switch」は、任天堂株式会社の商標です。
最後までご覧いただきありがとうございました。